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Prologue

札幌に寄席ブームがあったってご存知ですか?
明治4年に寄席の第一号「席亭山下」
明治25年から次々と「開進亭」「松進亭」「札幌亭」「金沢亭」「丸市亭」「南亭」人気を競い合った。と・・・・

 

これまで北海道には寄席の文化はないと言われてきましたが、「札幌繁栄図録」や「札幌改革史」に寄席ブームが起きていたという事を2005年の1月にみつけ、同年5月にさっぽろ市民寄席として札幌の寄席を復活させました。

そもそも開進亭は明治25年に狸小路辺りの大火で家財を失った庶民の心を癒すために出来ました。焼出された人たちの心にエネルギーをあたえたそうです。

 

2005年5月にさっぽろ市民寄席として平成開進亭を立ち上げ、

早いもので今年5月に十七周年を迎え、公演数が220回を超えます。

寄席ブームとまでにはいきませんが、毎回来て頂くお客様皆様のご支援のお蔭でここまで続けて来れました。厚く御礼申し上げます。


たかが笑い、されど笑い。私の好きなチャップリンの映画「モダン・タイムス」は、ラストシーンのセリフに、チャップリンが幸せ薄い女性に「スマイル。笑いなさい!笑顔でいると、きっといいことがあるよ。」と・・・。苦しい時こそ笑顔が大切なのではないでしょうか。

今後も皆様が心豊かになって頂ける様、開催して参ります。

ぜひ一回でも多く笑って下さい。皆様のご来場心よりお待ち申しております。


皆様に末永くご贔屓頂きます様、よろしくお願い致します。

                        席亭 桂枝光

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